ヒフ元気通信229
赤ら顔やアトピーに適した日焼け止めとは?【スキンケアコラム】
日焼け止めはどのようなものでも結構肌に負担がかかります。
それは、乳幼児用に作られた低刺激なものでもです。
だから私はいつも、
「赤ら顔やアトピーの方には、
日焼け止めの使用はおすすめできません。」
と言っています。
でも、
「紫外線を浴びると肌の状態が悪くなるし、
シミができるものいやだし、
使わないなんて無理です!」
と言われてしまいます。
そこで、
肌への負担をゼロにすることはできませんが、
できるだけ負担を与えない日焼け止めの選び方を
お伝えします。
赤ら顔、アトピーの方向けの日焼け止めの選び方
1.「紫外線吸収剤」が入っていないものを選ぶ
日焼けは太陽の光エネルギーによって
肌の中で化学反応がおきることが原因です。
「紫外線吸収剤」は、この光エネルギーが肌に入る前に
吸収してしまいます。
ところが、
紫外線吸収剤が光エネルギーを吸収すると、
それ自体、熱を発し酸化します。
この熱がお肌の乾燥の原因となり、
酸化した吸収剤がお肌の炎症の原因になります。
そのため、日焼け止めを選ぶときは
「紫外線吸収剤不使用」などと書いてあるものを
おすすめします。
2.紫外線散乱剤のうち酸化チタンだけのものを選ぶ
「紫外線散乱剤」は化学反応を起こすのではなく、
単に紫外線を反射させて
肌に入るのを防ぎます。
化学反応を起こさないので、
肌への負担は少なくなります。
紫外線散乱剤には
- 酸化亜鉛
- 酸化チタン
の2種類があります。
ただし、アトピーの方は
金属アレルギーを起こす可能性があるので、
アレルギーを起こしにくい
「酸化チタン」
だけを使ったものをおすすめします。
紫外線散乱剤にもデメリットが・・
こうやって見ると、
紫外線吸収剤よりも散乱剤の方が
メリットが多いのでは思われます。
ただ、紫外線散乱剤にもデメリットがあります。
それに関しては、長くなりますので、
また次回ご説明させていただきます。
今月もお客様の声届いています!
akuy様/北海道/バリアソープ・保湿ジェル他ご利用
10年もティモティアをご愛用いただき、本当にありがとうございます。これからが冬本番ですので、しっかりお手入れして美肌を保ってくださいね。(杉田)
よっしん様/兵庫県/保湿ジェル他ご利用
私も昔は軟膏のせいでワイシャツの襟がすぐに黒くなりクリーニングしても落ちなかったので、お気持ちはよくわかります。ご主人のアトピーがよくなられて本当に良かったです。(杉田)